一人暮らしで宅配ボックスは必要?メリット・デメリットを解説

近年はネットショッピングを利用する人が多く、賃貸物件では宅配ボックス付きの住宅が増えています。しかし、一人暮らしの場合は本当に必要な設備なのか、わからないこともあるでしょう。そこでこの記事では、一人暮らしで宅配ボックスがあるメリット・デメリットを紹介します。
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一人暮らしに宅配ボックスは必要?
一人暮らしに宅配ボックスが必要かどうかは、人によって異なります。ネットショッピングを利用する頻度が高い、昼間に家を空けることが多いという人は、宅配ボックスがあった方が荷物の受け取りをスムーズにできます。しかし、普段ネットショッピングを利用しない場合は、なくても不便さはあまり感じないでしょう。
一人暮らしで宅配ボックスがあるメリット
一人暮らしで宅配ボックスがあるメリットは、以下の2つです。
- 不在時でも荷物が受け取れる
- 非接触で安全に受け取れる
それぞれについて解説します。
不在時でも荷物が受け取れる
一人暮らしでは、手渡し専用の荷物は不在時に受け取ることができません。宅配ボックスがあると、配達員が荷物をボックスの中に入れてくれるので、家にいなくても受け取りできます。
非接触で安全に受け取れる
近年は配達員を装った犯罪が多く、在宅時でも荷物の受け取りを対面でしたくない人もいます。宅配ボックスを利用すると、配達員が荷物をボックスの中に入れてくれるので、非接触で安全に受け取れます。防犯対策を徹底するなら、あった方が安全に暮らせるでしょう。
一人暮らしで宅配ボックスがあるデメリット
一人暮らしで宅配ボックスがあるデメリットは、以下の4つです。
- 管理費・共益費が高くなる場合がある
- 荷物の安全性は保証されない
- 荷物の中身によっては利用できない
- 使用中の場合は利用できない
それぞれについて解説します。
管理費・共益費が高くなる場合がある
宅配ボックス付きの賃貸物件は、管理費や共益費が高い傾向にあります。月々の固定費が高くなるので、負担に感じる人もいるでしょう。
荷物の安全性は保証されない
宅配ボックスに入れた荷物は、安全性を保証するものではありません。暗証番号を配達員が設定するボックスの場合、暗証番号が書かれた紙を配達員が誤って、他の住人の郵便受けに入れてしまう可能性もあり、場合によっては盗難被害に合うおそれがあります。そのため、高額なものを配達してもらう際は、安全のためにも手渡しを選んだ方が良いでしょう。
荷物の中身によっては利用できない
食品などの期限があるものや温度管理の必要なもの、宅配ボックスに入らないほどの大きな荷物などは、宅配ボックスを利用することができません。そのため、事前に配達物の中身を確認してから配達の指定をして、物件にある宅配ボックスの大きさも知っておくのが大切です。特に配達物の大きさは、梱包すると商品よりも大きくなる場合が多いので、十分に確認する必要があります。
使用中の場合は利用できない
賃貸物件の宅配ボックスは、数に限りがあります。他の住人が使っていると利用できないので、宅配ボックスで配送指定をしていても、再配達になる場合があります。そのため、ネットショッピングの利用が多い人は、ボックスの数が多い物件に住むのがおすすめです。
一人暮らしの宅配ボックスは生活に合わせて利用しましょう
一人暮らしに宅配ボックスがあると、不在時にも荷物の受け取りができて、非接触なので宅配時の防犯対策にもなります。しかし、宅配ボックス付きの住宅は管理費や共益費が高くなる場合が多く、ネットショッピングを利用しないのであれば必須の設備ではありません。また、荷物によっては利用できないこともあるので、必要かどうかは自分の生活に合わせましょう。